2013年2月26日火曜日

すっぴんをさらけ出す、オーガニックマーケティング

昨日の街頭清掃で百円硬貨を三枚拾いました。
住まいネットの高木です。

本当に色々な物が落ちている、というか捨てられています。
1番多いのはタバコの吸殻、次は空き缶、空き瓶、空きペットボトル。そして、お弁当の空き容器。
名古屋きっての繁華街のためか、飲み屋さんの名刺や大人のオモチャまで捨てられています。

そんな中、拾った百円玉はこの活動を8年間もされている仲間の活動資金にと、募金箱へ。

掃除をするにも、道具が必要です。
ホウキやチリトリはもちろんですが、
ガムをはがすためのヘラやドブ掃除をするためのものなど様々な物が必要です。
それらを少しづつ買いたしながら活動されています。

そして、いつもすごく感心させられるのは、その準備と後片付けです。

朝、5時半に集合場所に着くともうすでに道具がきれいに並べてあります。
清掃活動が終わると、集められたゴミを再度広げて分別します。
使用した道具も徹底的に洗います。
もちろん使い終わったゴミ袋までもも再度を洗ってリユースされます。

昨日の名古屋はとても寒く、洗ったときの水しぶきが凍る中、
当然のように素手で洗い、拭きあげていきます。
洗った水も濾してゴミを取り除きながら側溝に流します。

来月は80回目とのことです。ここまで続けられていることにも、
ここまで徹底的にされていることにも、本当に頭が下がります。
皆さん、ありがとうございます。

さて、昨日は千葉で、そして今日は大阪で測定実践研修です。

神様が宿る家では「全棟VOC(有害物質)測定」、「全棟構造計算」、
「全棟完成保証加入」、「全棟スポット団信加入」の実施をしてきました。

さらに、それらがすべて実施できている証として、
「神様が宿る家」認定書発行のしくみとチェック体制も整えました。

それに加え、今月からは「全棟全構造材のホウ酸処理」、
「お施主様立会いのサーモカメラによる全棟断熱効果測定」、
「地盤、基礎、構造材などの全棟放射能測定」、
「騒音計による全棟防音測定」の取り組みを始めます。
お客様の安心と安全のために、すべての見える化に取り組んでいます。

その断熱効果測定、放射能測定、防音測定の3つを正しく実施していただくための研修です。

先日の三浦社長が話されたオーガニックなマーケティング。

今までのマーケティングは、良く見えるようにベストショットを見せていた。
もうこれだけ情報が飛び交う現代では、
良く見える方からのベストショットだけを見せることは限界で、
見せたくないものまで含めて360度、どこからも見られる時代。

どんなに化粧をしてきれいに見せようとしても、そのこと事態がばれている。
だから地をさらけ出して、何もかもオープンに飾らずに
オーガニックで無垢なありのままの姿を見ていただく。そのための測定です。
まさにすっぴんの素顔をデータで語ります。

すべてはお客様に正しい情報をオープンにすることでご安心いただくため。
それでは、大阪に向かいます。今日も一日頑張りましょう。

2013年2月25日月曜日

魔法瓶

今日は25日、月一回の街頭清掃の日。
名古屋でも有数の繁華街、錦3丁目を掃除してきます。
住まいネットの高木です。

昨日は小雪舞い散る中、「神様が宿る家」体感バスツアーでした。
一軒目のお宅では床暖房ではないのに床がほんのり暖かい。
使用されていた暖房は1階のLDKに小さなファンヒーターのみ。
そのLDKは吹き抜けがあり2階まで暖かいのです。

「神様が宿る家」のトリプル断熱は夏涼しく冬暖かいのが特徴です。
少し暖を取ればその効果がかなり長い間、持続します。

トリプル断熱の冬の効果は例えるなら魔法瓶のようなものです。
魔法瓶もお湯を入れるとそのお湯を長い間冷めずに暖かさが持続します。
ですが、電気ポットではないので、自然に発熱するわけではありません。
ですので、冬は少し暖が必要です。

2軒目はティンバーフレームのモデルルームへ
ティンバーフレームの特徴でもある太い柱や梁など
無垢の木をふんだんに使用しているため
建ててから2年が経過していますが、
玄関を入ると木のいい香りがします。

こちらは床暖房が設置されていますが、
訪問した時にはすでにオフの状態でした。
それでも50坪を超えるお宅でこちらもLDKには吹き抜けのある大空間。
ですが、やはり魔法瓶効果で2階まで暖かいです。

ご参加された方も皆さんびっくりされていました。
やはり実際に体感していただくと、その効果をご理解いただけます。

そのせいか、体感バスツアー終了後には、
次回の個別家づくり相談や資金計画、土地探しと多くのご依頼を頂きました。
幸せな家づくりのきっかけに少しお役にたてたようで、うれしいひと時でした。

しかし、そんな中でも反省すべき点も多くありましたので、
工務店さんの事務所に戻って反省会を行いました。
もっとわかりやすく伝えるためにどうするべきか。
これは私たちの仕事にとってものすごく大切なことで、
永遠の課題でもあります。

一人でも多くの人に本物の家づくりを伝えるために。
今日も一日頑張りましょう。
それでは清掃に行ってきます。自分の心を磨いてきます。

2013年2月24日日曜日

今回もいらっしゃっいました。

昨日は名古屋で家づくりセミナーでした。
100名近い方にご参加いただき非常に盛り上がりました。
住まいネットの高木です。

でも、残念なこともありました。
それは、今回もいらっしゃったのです。

ハウスメーカーに手付金を支払い、もう少しで本契約の方が。
このセミナーでは必ずと言っていいほど、いらっしゃいます。

この方は、若いころ大工仕事をしていいた父から、
2×4は絶対後悔するからやめておけと言われたのに、
2×4のハウスメーカーの見た目を気にいって申し込みをされたとのこと。
にもかかわらず、すでに後悔されています。まだ、本契約もしていないのに。

また別の方は、「息子のアトピーはやはり家のせいだったんですね。」と言われました。
アトピーだった息子さんがドイツに行かれて、すっかりその症状がでなくなった。
しかし、帰国されると再び、アトピーに。

その方は「国が悪い」と言われましたが、
話を聞いて、息子に申し訳ないことをしたと、おっしゃいました。
もっと早くに知っていれば・・・。

こうした方にお会いするたびに、もっと多くの人に、早く知らせないといけない。
その悪さをしりながら、伝えないことは、罪だと思うのです。

本日は「神様が宿る家」体感バスツアーのお手伝いで尼崎に行ってきます。
一人でも多くの人に、納得した家づくりをして欲しいです。
そのためにも、真実を伝え、そして五感をフルに使って感じていただきたいと思います。
今日も一日頑張りましょう。

2013年2月23日土曜日

大手なら安心?

今日は名古屋の中心部、栄で家づくりセミナーです。
住まいネットの高木です。

120名近い方のお申し込みをいただいています。
消費税増税を意識されているのでしょうね。

でも、焦りは禁物です。
昨日も書きましたが、住宅ローンを組んで家を建てた方には
住むところはそう簡単には変えられません。

建ててしまってから、後悔されている人は沢山います。
8割は「深く考えない層」ですから。


実は「神様が宿る家」に携わっている工務店さんの社員でも、
取り組む前に家をつくられ方が沢山います。

その全員が口をそろえて言うのです。
「これから家をつくる人は本当にうらやましい。だって『神様が宿る家』があるから。

「深く考えない層」は、昨日書いた安くて手軽な「ファスト派」と

大手なら安心といった安易な「安心派」に分かれます。

家をつくろう、と考えたときに真っ先に思い浮かぶのは
大概、TVCMや新聞広告など認知度のある大手ハウスメーカーではないでしょうか。
そして、住宅展示場へ行って、どのメーカーがいいか、というメーカー選びから始まる。

それは家電量販店へ行って、家電を選ぶのと同じ感覚。
高耐久消費財である家電と同じ感覚なのです。

本当に同じでいいのでしょうか?
同じではいけないなんて思ったこともないはず。

多くの方が学生のころからそうした選択をしてきています。
進学するときは誰もが知っている知名度のある大学へ行きたがり、
就活でも知名度のある大手か公務員を目指す。
日用品の買い物も大手チェーンストアで購入する。

ましてやオーダーメイドで購入した経験も減ってきている。
商業化が進みほとんどのものがレディメイドで、完成された商品を購入できる。
それでほとんど困ることはない。
というより、むしろ時間もかからず、購入できて便利です。

だから、多くの方にとって、それは極めて当たり前でなのです。

しかし、家づくりにおいて、それは大きな間違いなのです。

たとえば価格面でみると
大手ハウスメーカーの家の価格は地元工務店と比べると、かなり高いです。
特に、プレハブ住宅などは工場で大量生産しているのですから、安くなるのが普通です。
なぜでしょうか。

実は、大手ハウスメーカーは、家を販売するだけで家の工事ができません。
ご存知でしたか?
 
大手ハウスメーカーは「下請け工務店」に住宅工事を丸投げします。
そして、実際にその工事するのは、さらにその下の「孫請けの工務店」です。
「孫請け工務店」が各専門業者を手配し工事します。
 
ですから、大手ハウスメーカーに頼んでいても、結局つくるのは地元の工務店です。
大手だから安心ということにはなりません。
そして、それぞれがマージンを取るので、その分高くつきます。
大手ハウスメーカーは沢山の営業マンを抱え、人海戦術で住宅の受注を獲得していきます。
営業マンの給料はたいてい固定給で25万。それに実績に応じて歩合給が支給されます。
しかも、厳しい受注競争にさらされています。
多くの会社が3か月受注がなければ、会社にはいられなくなります。
 
 そのような実態にも関わらず、業績のいい営業マンは年収2000万を超えますので
売上上位5社、積水ハウス、大和ハウス、住友林業、積水化学、旭化成の
平均年収は750万です。ちなみに住宅業界の平均は550万です。
 
大手ハウスメーカーには営業以外にも研究開発やマーケティングなど
多くの従業員がいますので、当然多額の人件費がかかります。

さらには日本全国各地に、建築費約1億円ぐらいする豪華なモデルハウスを持っています。
そしてモデルハウスのほとんどが5年もすると建て替えます。
そのモデルハウスの償却費や住宅展示場への出展料、
光熱費や維持費に毎年何千万もの費用が掛かります。
 
それ以外にもゴールデンタイムに放映されるテレビコマーシャル費、
新聞のフルカラーの一面広告費、雑誌広告など多額の広告宣伝費を掛けています。

お施主様に大きく関係する、材料費も工事費も、大手ハウスメーカーの方が安いのに
それ以外の部分の多額な経費が掛かっている分、
地元工務店と比較すると、当然、価格が高くなるのです。
これが日本の住宅業界の現状です。

実は、住宅を販売する企業で、1兆円を超える大企業が存在しているのは日本だけです。
他の国では地域に根差した規模の小さな、地元工務店のような会社が存在するだけで、
日本のようにハウスメーカーというものはありません。
住宅展示場のようなものもありませんし、日本の住宅業界は非常に特殊です。

しかし、多くの方がこのような真実を知らずに、ただ大手だからというだけで、安易な選択をする。
お値段以上、ならまだいいが、お値段以下。
さらに健康を害して、長持ちもしない、そんな間違った選択をしてしまう。

そうならないためにも、真実を伝えていかなければならい。
今日も一人でも多くの方に真実を知っていただくために、頑張っていきましょう。

2013年2月22日金曜日

Happy Life Happy Home

昨日は岐阜で今週2度目となる協力業者会に参加してきました。
住まいネットの高木です。

早速、工務店の社長が一昨日の勉強会を踏まえてお話しされていたのが印象的でした。
業者会自体の取り組みとしては、まだまだですが、
お客様と工務店と協力業者の方の思いが重なるところが
次回以降、少しずづでも増えていく取り組みになることを期待しています。
また、そのために私ができることも、しっかりとお手伝いしていきます。

さて、私の頭の中でも一昨日の勉強会のインプットをどう実務に生かせばいいのか思案中です。
2/12の「まずは、強い思いから」でも書きましたが、
私たちの活動で一番大事なことは、思いが伝わり、理解され、行動していただくこと。
では誰に伝えるのか。誰に伝えなくてはいけないのか。

三浦社長の話で繰り返し出てくる 「ファスト派」。
外食業界に例えれば、ファスト派はマクドナルドやサイゼリヤに代表されるファストフードです。
安くて手軽に済ます「こんなもんでいいや病」が蔓延している。

その結果、本人はもとより家族の健康を害し、子供の味覚を狂わす。
オペレーションはマニュアル化され料理職人ではなく、
パートアルバイトが冷凍された資材を加工し、
心のこもらない生産された「商品」として提供される。
時間を過ぎた食品は廃棄ロスとなり社会問題化している。
その選択をした全ての消費者が加害者であり、当事者であるという意識はない。

住宅業界でいえば、ローコスト住宅。
昨日、東京証券取引所と福岡証券取引所への上場が承認されたと発表した、
タマホームはその代表格です。

住宅業界は一棟当たりの利益率が同じならば、
年間完工棟数が多いほど、売上や利益が増える。
そのためにはできるだけ工期が短い方がいい。
外食産業の回転率を高めることと同じこと。

その工期を短縮するために多く使われているのが工場生産される建材。
従来は一枚一枚板を貼っていたものが、それらしく見せかけた、化粧合板になり、
内装の仕上げは左官材料から、それらしく見せかけた、ビニルクロスになり、
外部仕上げも左官材料やレンガが、それらしく見せかけた、サイディングに変わった。

その結果、化学薬品を多用した建材は長持ちせず、健康に悪影響を与える。
しかも、気密を高めた間違った工法がアトピーなどのシックハウスや化学物質過敏症を生み出す。

家は職人がつくるのではなく、組立工がマニュアル通りに組み立てる。
現場での作業は簡素化され長年の経験と技量は必要とされていない。

それらしく見せかけた、まがい品は初めは良く見えても、
次第に飽きが来て、経年変化で見れない姿になり、愛着の持てない、
不良資産となり、市場価値のないものになる。
これが寿命が26年しか持たない。日本住宅のファスト化である。

本当にこんなものでいいんでしょうか?
ファスト化された食事、ファスト化された家は人を幸せにしているのでしょうか?

ファストフードしか子供に与えない親がいたらあなたはどう思いますか?
それはありえない、という声が聞こえてきそうです。

食事は毎日毎食変えられます。
でも住むところはそう簡単には変えられない。
ましてや住宅ローンを組んで家を建てた方には。

ファスト化された住宅に住むということは、ファストフードしか子供に与えない親と同じこと。
子供たちは大切にされているのでしょうか?

子供は住むところを選べない。
だから大人である親がしっかりと考えなければならない。
それが親の責任である。

無責任で安易な選択が子供を犠牲にする。
繰り返しになるが、その選択をした全ての親が加害者であり、当事者であるという意識はない。
しかし、まぎれもなく加害者であり、当事者である。

2割の「自分なりに考える層」はもちろんのこと、
8割の「深く考えない層」にしっかりとメッセージを届けなければならない。
「深く考えない層」に気づかせることは、かなり難しい。

ビジネスのセオリーで考えれば、2割の「自分なりに考える層」にターゲットを絞り
残りの8割を「捨てる」戦略をとるべき。

しかし、それはできない。
これは単なる「金儲け」ではない。
無知な親から子供を守るための活動だから。日本を良くするための世直しだから。

日本を良くするために、今日も一日頑張りましょう。

2013年2月21日木曜日

「どうやるか」より「どうあるか」

2日間、東京で勉強会に参加してきました。
住まいネットの高木です。

充実した2日間でした。
まずは住環境想造研究会の勉強会。

初日は建築専門の匠総合法律事務所、秋野弁護士による消費税増税と
先月24日に公表された税制改正大綱に関する営業上の注意点を。
そして、我が住まいネットの代表の日下部による活動状況報告。

2日目は建築業界紙、新建ハウジングなどを発行されている、新建新聞社の三浦社長による
ビジョンを見据えた建築業界の最新状況。
そして、澤田先生による経営する上で最も大切なことは何か、と
4名による講話は非常に濃いものでした。

さらに2日目の午後はグリーンライフグループの全体会議。
「神様が宿る家」ブランディングに向けての取り組み、
地盤改良やサッシ、愛工房など仕様に関することや
取り組み状況などの報告連絡事項など盛りだくさんでした。

その中でも、三浦社長の話は何度聞いても、
的確で素晴らしい話をしていただけます。
本日のブログタイトルは三浦社長の講話のタイトルです。
全内容は書けないので、ほんのさわりだけ、書きとめておきます。

「どうやるか」といった目先のノウハウではなく、
「どうあるか」といったビジョン、考え方をしっかり持たないといけない。
風任せ経営はもうヤバイ。これからはどう帆を張るかその張り方が問題だと。

これからの経営は
桃太郎のように個性的なメンバーが共通の目的に向かって自立的になり、
金太郎(飴)のようにいつ誰に聞いても同じ答えが返って来るくらい夢や志まで共有し、
価値観というモノサシをしっかり持ち、
標準化された自分たちのスタイルを確立していかなくてならない。

これからのビジネスは
相手に合わせるのではなく、価値観に共感してもらえる人に選んでもらう努力をする。
安く売る努力ではなく、高く売る努力をする。ただし、安くつくる努力はする。その差が利益になる。

これからの市場は
二極化していて、8割は「深く考えない層」、 2割が「自分なりに考える層」。
「深く考えない層」は、安くて手軽な 「ファスト派」と
大手なら安心といった安易な「安心派」に分類できる。
 「自分なりに考える層」は何でも自分たちできちんと調べる、「きちんと派」と
自分たちのライフスタイルにこだわる、「ライフスタイル派」に分かれる。

これからのマーケティングは
地をさらけ出す、何もかもオープンなオーガニック(無添加)なマーケティングです。
なぜならば、今は360度、どこからも見られている。
良く見える方からのベストショットだけを見せることは限界で、見せたくないものまで見える。
どんなに化粧をしてきれいに見せようとしても、そのこと事態がばれている。

だから、「どうやるか」より「どうあるか」
 商品が同じであれば、経営者の心の在り方で差が大きくでる。
心の在り方は、すぐには変えられない。
日々の積み重ね。

正しい考えで、正しい行動を。
あたりまえのことをあたりまえに、毎秒毎秒一生懸命に、頑張りましょう。

2013年2月19日火曜日

自らが変わる

昨日は伊丹で業者会に参加してきました。
住まいネットの高木です。

昨日参加した協力業者会、こちらの工務店では一括外注から
分離発注へ切り替えをしていたこともあり、協力業者会の取り組みも実質2回目。

今回は住まいネットで作成した協力業者会向けのDVDを視聴。
現場パトロールの結果発表とそれを踏まえてのディスカッション。

パトロールもディスカッションも初めてということもあり
まだまだ固いです。

工務店の社員が加わりディスカッションのリードもするものの
協力業者の方々は遠慮があり、言いたいことの半分も言えていない状況。
その原因は現場管理の問題の多くが工務店サイドにあるからです。
だから、言えないのです。

工務店の段取りが悪いがゆえに、大量の材料が現場に納品され、
置き場の指定もなく、現場がはかどらなかったり、整理整頓ができない。
逆に、納品タイミングが遅いため、指示がないために現場が止まる、など。

それが、工務店側に伝わっただけでも、価値ある意見交換でした。
以前、協力業者会を開催のねらいは3つある、と書きました。

1.お施主様と工務店と協力業者の思いを共有するため
2.家づくりの品質向上のため
3.協力業者の主体性を高めるため

この1番ができて、始めて、2番3番目が実現できるのです。
そのためにも、工務店と協力業者との思いの共有は必要なのです。
現場を良くするのは職人だけではできません。
工務店、自らが良くするための努力をしなければ、けして良くなりません。

職人教育の前に自らが変わる。
まずはこれからです。

そのためにご参加いただいた職人及び協力業者の方へ
昨日は一点だけお願いをお伝えしました。
現場パトロールでも、ディスカッションでも遠慮せずに指摘すること、意見交換することを。

指摘をすることは誰かを傷つけることにはなりません。
できていないことの揚げ足取りでもありません。
つるし上げでもありません。
工務店批判でもありません。

すべてはお施主様のためです。いい家をつくるためです。

だから時には厳しい意見であっても、遠慮なく言える。
それがあるべき協力業者会です。

次回参加するときの業者会が楽しみです。
きっと、遠慮のない、お施主様のための現場パトロールになり、
ディスカッションになっていることでしょう。

今日は東京で勉強会です。
今日より明日が良くなるように、私自身も自らが変わる。
今日も頑張ってきます。

2013年2月18日月曜日

多くの人が感じている違和感

昨日は堺での家づくりセミナーでしたが、
地元大阪はもちろんですが、色々な所から参加していただきました。
「神様が宿る家」の認知度が上がっていることを実感します。
住まいネットの高木です。

どこから参加されているかというと、近隣県の奈良県や和歌山県、兵庫県からも。
それ以外にも、日本海側からは富山県、大阪湾を超えて香川県からも。
一番遠くからは沖縄県それも石垣島からご参加いただきました。

その中には一般のエンドユーザーの方だけでなく、
建築のプロである設計士の方もいらっしゃいました。

それだけ多くの人がハウスメーカーの家づくりに違和感を感じているのです。
工業化製品だらけの家づくりに。

実際に複層合板でできたフローリングの上で前屈した時と、
無垢板の上で前屈した時で、前屈の深さが変わります。

合板フローリングで前屈した時に、床まで手が届かなかった人が、
無垢板の上で前屈すると、床まで手が着くのです。
頭で理解できなくても、体はわかるのです。

合板でできたフローリングは有害物質を発しているため、
それに抵抗するためにエネルギーを奪われて、前屈することに集中できません。
一方、無垢板は自然のままなので、本来の運動能力を発揮できるのです。

合板フローリングにビニールクロスで天井・壁を仕上げた工業化製品の家と
無垢の床材、天井・壁を漆喰で仕上げた自然素材の家では能力の発揮具合が違うのです。
子供にテストをさせても、自然素材の空間で実施する方が点数がいいのです。

それも前屈の時と同じことです。
他のことにエネルギーを奪われないので、集中できるのです。

そうした家づくりが大手ハウスメーカーより安くできるのです。
その事実を知ってしまったら、皆さんはどっちを選ぶのか。

当然でしょうね。
「神様が宿る家」が求められているということです。

だからこそ、一人でも多くの方に知っていただきたいです。
今週末は名古屋で開催されます。
すでに100名を超える申し込みをいただいておりますが、
まだ、若干であればご参加いただけますので、
興味のある方はご参加お待ちしております。

それだけ期待されていたらつくる工務店側も
その期待に応える以上の仕事をしないといけません。

そのためにもエンドユーザーの思いを知っていただく必要があります。
その思いを共有していただくために、
昨日名古屋に帰ってきたばかりですが、
今晩は再び、兵庫で工務店の業者会に参加してきます。

それでは今日も一日、頑張っていきましょう。

2013年2月17日日曜日

恐ろしい急かす営業

昨日の尼崎での家づくりセミナーは
ハウスメーカーでご契約寸前の方が来られていて
契約する前に、お話聞けて良かったと言っていただけました。
住まいネットの高木です。

その方にお話をお聞きすると、
条件付きの土地の契約を急かされていました。

「今、消費税の駆け込みがありますから、
早く決めないと売れてなくなっちゃいますよ、
まずは土地のご契約して、家のことはそれから…」

恐ろしいですね。
自分たちが建てたい家がつくれるかもわかっていないのです。
地元の工務店さんに聞けば、もう何年も前からある分譲地だとか。

そのハウスメーカーからすれば売れればいいのかもしれません。
そこに住む人が幸せに暮らすかどうかは、どうでもいいのです。

そのような残念なケースを一人でも減らすために、
今日も堺市でセミナーが始まりました。
一人でも多くの人に、現実を知っていただきたいです。

2013年2月16日土曜日

正しく伝えることの大切さ

今日は尼崎、明日は堺にて本当に良い家づくりセミナーです。
住まいネットの高木です。

一昨日の「恐ろしい洗脳教育」
昨日の「子供のためにも知ってほしい、最高等級の誤解」と書いてきました。

読まれた方は少し批判がかった印象を持たれたかもしれません。
しかし、私が本当に伝えたかったことは、他社や行政、業界批判ではなく、
本日のタイトルでもある、正しく伝えることの大切さです。

情報を歪曲して伝えることで、ある一定の方向へ誘導することは
我が国でも大正時代から昭和初期にかけ行われたことです。

特に日露戦争後のポーツマス条約以降、
その内容を不服としたマスコミが煽ることで暴動を引き起こし、
やがて戦争賛美、軍国主義の色を濃くして行く。
さらに、戦時下では国民を奮い立たせるために劣性ではなく、
快進撃を続けていると全マスコミが虚偽の報道しました。
今、改めて考えると恐ろしいことです。

同じようなことが現代でも起きています。
その一例が、先日核実験を行った北朝鮮であり、
3.11の震災による被害を正しく伝えることをしなかった東京電力もしかりです。

はたして、これはあるべき姿でしょうか?
私は良いことだとは思っていません。
間違ったことを植え付ける洗脳であり、
情報の受け手が正しい判断をできずに、誤解を生じさせるだけです。

そのために必要な考え方は、部分最適ではなく全体最適の考え方です。
先程の例で言えば、過去の日本も今の北朝鮮も軍部最適ではなく、国民最適であるべきです。
東京電力も自社最適ではなく国民最適であるべきです。

そして、連日お伝えしてきたとおり、住宅業界でも自らの事業の利を得るために
業界団体を含め、先導しています。

その最たるものが、長期優良住宅です。
正式には「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」といます。
これは国民を欺く、史上最悪の詐欺法案です。

日本の住宅寿命は約26年です。
これは住宅ローン35年払い終わらないうちに、平均寿命を迎えるという悲しい現実です。
この原因の多くが耐火性能を優先し、日本の気候風土を無視した建築基準法です。

木造住宅が密集した街にとって一番恐れていたのは火事です。
それが故に、建築基準法は防火対策に力を入れます。
屋根は耐火性の高い瓦で覆われ、壁はモルタルで塗られます。
その一方で忘れ去られたのが、古来より日本の住宅に取り入れられていた通気です。
通期ができないために湿気が小屋裏、外壁内にこもり、結露するようになります。
その結果、土台や柱、合板を使った床下地、屋根下地まで腐る長持ちしない住宅となります。

そこで、政府は欧米並みに住宅寿命を延ばすために
200年もつ住宅を目標にするということで法案が作られます。

しかし、2009年6月に施行後、大手ハウスメーカーの住宅は
基礎の仕様以外は何の仕様変更もなしに、長期優良住宅へと認定されます。
つまりは2009年5月まで平均26年しか持たないと言われていた住宅が
2009年6月からは長期優良住宅になったのです。

また、どんなに優れていても、海外の建材を使って建てられた住宅は
長期優良住宅に認定されません。

なぜ、このような詐欺法案ができたのか、背景を考えるとよくわかります。
この法案を作ったのは役人主導ではなく、
大手ハウスメーカーとそこに材料を支給する建材メーカーらが主導で作成されました。
当時、彼らの今後の市場は、人口・世帯数が減少、一方で住宅ストック量は充足していました。
そうした状況の中、彼らは生き残るために、できた法案なのです。

法案には履歴制度が盛り込まれ、長期優良住宅は定期点検が義務づけられます。
これはメンテナンスをしっかりすることで、長寿命化と中古市場の促進を目的としています。

しかし、定期点検は一般のお施主様では難しいため、
建てたハウスメーカーが実施することになります。
また、先程述べたように、何の仕様変更もしていないため、
本質的に長持ちしない住宅のリフォームを繰り返すことで長持ちさせる、という
ハウスメーカーのリフォーム子会社が儲ける図式を作り上げたのです。

まさに、自分たちの利益誘導のためにできた法案で
そこに当初の日本の住宅寿命が短命である本質的な原因は何も解決されていないのです。
そこに国民生活の充足や幸せは全く考慮されていないのです。
したがって、建築業界も業界最適(部分最適)で、国民最適(全体最適)ではないのです。

私たちは日本中の皆様が、本当に幸せになれる家づくりをしていただきたいからこそ、
毎週末、全国を周り、正しい情報を伝えています。
 そして、正しい判断のもと、家族の幸せのために家づくりをしていただきたいのです。

それでは、本日も頑張って行ってきます。

2013年2月15日金曜日

子供のためにも知ってほしい、最高等級の誤解

本日はお休みをいただき、これから妻の実家がある京都に行ってきます。
住まいネットの高木です。

昨日に引き続き、健康住宅の話です。
大手ハウスメーカーも認識している、我が国で生じている
様々な住環境及び室内環境の障害、その一つがシックハウス症候群です。

シックハウス症候群ではめまい、吐き気、頭痛、目・鼻・喉の痛み、
皮膚のかさかさ、息苦しさなどの症状がでます。

シックハウス症候群の最も大きな原因は、主に建材や壁紙、塗料などから
放散される毒=有害な化学物質です。
 家から出る毒のなかで、健康への被害が大きいとされているのが
ホルムアルデヒドとVOC(揮発性有機化合物)です。

ホルムアルデヒドが水に溶けたものがホルマリンです。
ホルマリンは病院や理科の実験室などにある標本に使われています。

ホルムアルデヒドは殺菌作用があるため消毒剤や防腐剤として使われており、
合板、パーティクルボード(木材の小片を接着剤と熱圧によって造る板)、
壁紙の接着剤などに含まれています。

VOCとは常温で気化(蒸発)する有機化合物のことです。
なかでもトルエンやベンゼンやキシレンによる汚染が大きいと考えられています。
それらは建材の接着剤や塗料の溶剤や薄め液などに用いられています。

これらVOCは「揮発性」というだけあって、
常温でも気化し続けるため室内の新鮮な空気を汚していきます。

一方で間違った家づくりもシックハウス症候群を生み出した一因です。
昔の家は隙間風が多く、断熱性が落ちるとのことから、
大手ハウスメーカーは、体感でも感じない空気の移動を徹底的に止めることで
高性能をうたい、高気密化を進めています。

その結果、毒をたくさん含んだ建材を用いて造った建物が高気密なわけですから、
必然的に室内の空気は毒で汚れていきます。

厚生労働省は1997年~2002年に人の健康に影響を及ぼす化学物質として、
ホルムアルデヒドと13種のVOCの指針値を定めました。
TVOC(総揮発性有機化合物)の暫定目標値として400μg/㎥以下を設定しました。

国土交通省は2003年に建築基準法を改正し、居室の24時間換気の義務付けと
建材のホルムアルデヒド放散量等級と建物の換気回数による建材の使用面積制限をしました。
F☆の建築材料は使用禁止、
F☆☆☆☆(フォースター)の建築材料は換気回数に関わらず使用面積は無制限です。

一見すると対策がとられているかのように見えますが、
よく見るとそうではないことがわかります。問題は3つあります。

問題の1つは、制限の対象です。

厚生労働省が人の健康に影響を及ぼす化学物質として、
ホルムアルデヒドと13種のVOCの指針値を定めたにもかかわらず、
現在シックハウス症候群の原因物質として国が法的に制限ているのは
ホルムアルデヒドのみです。

F☆☆☆☆のFはformaldehydeの頭文字です。
JIS、JASのF☆~F☆☆☆☆のグレードは建材のホルムアルデヒドの放散量の等級を表すだけで、
建材のVOCの放散量には特に法的な制限がありません。あくまでも指針値があるだけです。

2つ目の問題は最上位規格F☆☆☆☆建材のホルムアルデヒドの放散量は
ゼロではないことです。つまり「毒入り」建材なのです。

F☆☆☆☆建材のホルムアルデヒドの発散速度が0.005mg/㎡h以下です。
F☆☆☆☆はもっとも毒の放散量が少ない等級であって、「無毒」ではありません。

大手ハウスメーカーも建材メーカーもこぞって、
最高等級のF☆☆☆☆を標準採用だから安全です、
健康住宅使用です、シックハウス対策はばっちりです、
と言いますが、ホントでしょうか。

毒をまったく含まない建材は「告示対象外」の建材となっていますので、☆は全く表示されません。
代表的なものは無垢材、漆喰、レンガ、タイルなどです。

最後、3つ目の問題は、基準値の単位です。

mg/㎡hは建材1㎡当たり1時間に放散されるホルムアルデヒドのmg数を表します。
つまり、F☆☆☆☆は1㎡当たり1時間に放散されるホルムアルデヒドが0.005mg以下ということです。
あくまでもたった、1㎡です。

家一軒で0.005mg/㎡hを表すと、
例えば延べ床面積35坪の総2階建ての家の床、壁、天井の総面積はおおよそ600㎡になります。

最近のハウスメーカーの主流住宅は床下地は合板、床仕上げは化粧合板です
壁も体力壁は構造用合板を使います。仕上げはビニールクロスです。
天井の仕上げはビニールクロス、屋根下地は合板。室内ドアは化粧合板。
構造材も集成材の柱や梁です。

もはや全面からホルムアルデヒドが発散されているに等しい状況です。
ということは家一軒で1時間に3mgのホルムアルデヒドが放散されていることになります。

先程の延べ床面積35坪の総2階建ての家の室内空間はおよそ300㎥です。
計算すると1時間当たり0.00001ppmの割合で放散していることになります。

WHOも厚生労働省もホルムアルデヒドの指針値は25℃換算で0.08ppmです。
つまり換気をしなければ8000時間、1年に満たない時間で指針値を超える濃度になります。
ですから、F☆☆☆☆の基準はものすごく甘い基準値なんです。

また、ホルムアルデヒドの半数致死量はマウスの経口投与で100mg/kgです。
大人で体重60Kgの人が、その住宅で2000時間過ごすと、
半数は死に至る程の量のホルムアルデヒドが発散されているのです。
2000時間は83日と3か月に満たない時間です。
小学生で30Kgなら1000時間、3000gの赤ん坊ならたったの100時間です。
恐ろしい量が発散されているのです。

大人が口入れることはないかもしれませんが、赤ん坊は床を這いづり廻ります。
なんでも口に入れてしまいます。考えただけでも、ぞっとします。

たったそれだけの時間で経口投与したマウスが死ぬのと同じ量を吸入したり、
肌や目・鼻・喉の粘膜が触れているのです。

ただでさえ、子供は大人に比べて体重当たりの呼吸量が多いため、
より化学物質の影響を受けやすいです。

その結果、現在もシックハウス症候群の患者は発生し続けています。
アトピー患者も増え続けています。

現実にハウスメーカーの建物では
ホルムアルデヒドだけでなく、TVOCの測定値も10,000~20,000μg/㎥を示しており、
TVOC400μg/㎥以下を達成するためには構造材、建材、施工方法を
厳しく制限する必要があるのです。

だから、「神様が宿る家」ではゼロ宣言にこだわり、本物の健康住宅を追究するのです。
大人は住む家を選べるが、子供たちは選べない。
だから、本物の健康住宅でなければならない。それが大人の責任です。

今日も一日頑張りましょう。今の子供たちのためにも。将来の子供たちのためにも。

2013年2月14日木曜日

恐ろしい洗脳教育

昨日は東京でとある資格の受験対策講座を受けてきました。
住まいネットの高木です。

とある資格とは「健康住宅アドバイザー」
この資格試験はNPO法人日本健康住宅協会が実施しているものです。

そのNPO法人の会長は積水ハウス、副会長は大和ハウス。
そのほか正会員に旭化成ホームズ、積水化学工業、パナホームなどの
大手ハウスメーカーがずらり。

NPO法人日本健康住宅協会の定款の第三条(目的)には(以下抜粋)

~~本法人は現在我が国で生じている様々な住環境及び室内環境の障害の解決を目指して、
住宅の作り方と住まいの両面から健康住宅を実現するために、
設計技術の確立と、普及のためのハウスメンテナー会の組織作り、
及び一般生活者の啓蒙を図ることを目的とする。~~

とあります。ビックリです。
我が国で最も販売している5社が我が国で起きている障害の解決を目指して活動する、
というこの矛盾。

しかも、講座の冒頭で、品質が低いのは「欠陥住宅」、
使い方や住まい方が悪いのは「欠解住宅」、
住宅健康アドバイザーとは適切な対処法をアドバイス出来る人との説明からスタートしました。

つまりは「自分たちは良いものを作っているにも関わらず、
使い方や住み方に誤解や問題があるので理解に欠ける「欠解」という状態にあるので、
正しい使い方と住み方を理解してもらうために、適切な対処法をアドバイスしましょう。」というもの。

我が国で起きている障害は自分たち造り手が悪いのではなく、
住まい手の理解が悪いから起きている、だから啓蒙するために
「日本健康住宅協会」ならびに「健康住宅アドバイザー」があるということになる。

テキストには日本の住宅寿命を短くしたのは品質ではなく
住居に対する満足度が不十分なため建て替えが多くなったとあります。
講師も試験に出るため、それを強調していました。

自分たちが悪いのではない、ライフスタイルの変化だと。

他責にするのもいいかげんにしてほしい。
それをNPOを作り、テキストで書き、受験者に覚えさせる。
恐ろしい洗脳教育です。

試験内容は結露の問題、ホルムアルデヒドとVOCの問題、腐朽菌とカビの問題、
シロアリとカンザイシロアリの問題、温度湿度の問題、日照や照明の問題など、
住宅を扱う人間であれば知っておくべき問題ばかり。

にもかかわらず、積水ハウス、大和ハウスのの社員の合格率は40%。
これまた、びっくりです。最低限の知識もないまま営業している恐ろしさ。

ちなみに、今回の受験対策講座を受講すると95%になるという。
それもそのはず、講座では、試験で出るところを全部教えてくれる。
ひらすら出るところをアンダーラインを引きまくるだけ。

講師曰く、試験に来ない限り落ちることはない、という。
これで落ちたらよっぽどの馬鹿かこのブログを書いたからどちらかでしょうね。
結果をお楽しみに。

正しい情報を伝えるために、今日も一日頑張りましょう。

2013年2月13日水曜日

「神様が宿る家」認定書

今月から「神様が宿る家」の認定書発行の手続きが続々と始まっています。
昨日も2件の現場の書類に目を通し直して、発行届に捺印しました。
住まいネットの高木です。

「神様が宿る家」の認定書は私たちが伝え続けている、本物の家づくりを
1mmの嘘もなく、実践したことを認定するために
住まいネットとグリーンライフグループの第三者が
ダブルチェックして、発行している仕組みです。

決められた材料を規定量きちんと使用したか、
決められた仕様どおりに施工されたか、
決められたルールどおりに手続きや検査は実施されたか、などすべて確認します。

そのために提出いただく資料も膨大になります。
契約書から図面、仕様書、仕上げ表、構造計算書、完成保証書、スポット団信加入書、
資材の規約書・発注書、施工現場写真、施工・竣工チェックシートまで。

工務店にとってはものすごい負荷です。

なぜ、ここまでやるのか。

お施主様の不安を解消するためです。

家づくりを考えられた方がどこで建てるかを考えたとき
大方の人が大手ハウスメーカーで検討します。
テレビCMや新聞広告、インターネット広告や住宅展示場など
マスに対する情報量が多いですから、仕方のないことです。

でも中には、自分の理想とした家をつくりたいと思う方がいたり、
また、家は生涯の中で一番高い買い物ですので、失敗したくないという方もいます。

そういった家づくりの勉強を熱心にされる方にお思いが届くように
澤田先生が全国で本物の家づくりセミナーを開催しています。
それ以外にも書籍や雑誌やウェブサイトなども活用して伝える活動をしています。

私たちの家づくりは志を同じにした日本全国各地域の工務店が建築しています。
しかし、名も知らない工務店に依頼することに不安が付きまとうのです。

「ほんとうに、ここにお願いして、大丈夫なのか?」
「セミナーで聞いた通り、本で書かれたとおりの家ができるのか?」

 心に不安がある限りは、お客様は次の行動には動きません。
 その不安解消の一環として、私たち第三者が確認して、認定書を発行しています。

チェックも非常に厳しく行っています。
当たり前ですが、一つでも不備があるものには認定書を発行することはいたしません。
お施主様のためになりませんから。

工務店から見ると、我々住まいネットは「うるさい存在」です。
あれはダメ、これやれ、いつまでに提出しろと。
正直、嫌われ者かもしれません。おそらく、言いたい文句の一つでもあるでしょう。

しかし、我々はお施主様を向いて行かなければなりません。
その家に住むのは工務店ではなく、お客様だから。
1㎜も嘘のない本物家づくりを全国に広げるために活動しているのです。

すべてはお客様のために。

今日はこれから東京で研修です。
頑張ってきます。

2013年2月12日火曜日

まずは、強い思いから

皆さんの三連休はいかがだったでしょうか。
澤田先生は東北遠征で郡山、山形、仙台にて
「本当に良い家づくりセミナー」をしていただきました。
報告いただいた各地の見学会やイベントも大盛況だったようです。
住まいネットの高木です。

私たちの活動で一番大事なことはなんでしょうか。

それは、思いが伝わり、理解され、行動していただくこと。

あたりまえすぎる答えですね。

これはどんなビジネスでも、そうですね。
DMやチラシを撒くにしても、店内での接客にしても、
最近、体罰問題で話題の教育現場でもそう。

メッセージ性が強い映画や報道などでも当てはまります。
アベノミクスで円安や株価の上昇が続いているが、政治や経済でもそう。
企業の新卒採用1000人やローソンの賃金3%アップ、といった動きもそう。

家族や恋人、友人など、プライベートでも当てはまること。

それだけ、普段当たり前のようにしていること。
しかし、なかなか伝わらない。

多くが伝えてはいるものの、伝わっていない。
目や耳などに届いているものの、心までは届いていない。
心が動かないと、行動にはつながらない。

世の中の出来事、特に悲しい事件や宗教紛争、国境問題など
思いが伝われば解決できることはたくさんある。
互いの思いが交錯するから揉めごとになる。

だから、一方的な思いではなく、
相手の心の動きを察して、感情に働きかける必要がある。

つい先日セミナーを聴いた神田昌典さんのエモショナルマーケティングも、
イタリアの行動経済学者のモッテルリーニーさん著書の「経済は感情で動く」でも、
「感情は理性に勝る」、と言っています。

理論理屈だけでなく、自分の思いを相手の感情にどう働きかけるのか。
見た人、読んだ人、聞いた人がどのように感じ、どう動くのか。

相手の「喜び」、「悲しみ」、「悩み」、「怒り」、などの感情に、
相手が日常使っている言葉で表現できたとき、はじめて共感が生まれ、心が動く。

だが、その心の琴線に触れるには、小手先のテクニックではなく、
心の底からの思いがあって、始めて触れることができる世界。

だから、本気で日本の住宅を良くしたい、健康で快適に暮らしてほしという、
強い思い、信念がなければ、伝わらない。

今日もその志を強く持ち、頑張ります。

2013年2月11日月曜日

人格は繰り返す行動の総計である

一昨日の失態でまだまだ凹んでいました。
セミナーご参加いただいた方と電話で話したり、
皆様の頑張っている姿をブログで拝見したり、
うれしいお知らせをFacebookで見てると自然と元気になれますね。
住まいネットの高木です。

正直、こういったことからの切り替えはものすごーく苦手で、
あまり話もしたくない、引きこもりたい、逃げたい心境に駆られます。

そうしていても仕方がないのは頭ではわかっているのですが、
気持ちがなかなか、ついて行かないものです。

しかし、余計なことは考えず、今、目の前のことと向き合う。
凹んでいる場合じゃない。「本物の家づくり」を希望する人がたくさん待っている。
こうしている間に間違った選択をしてしまう人が沢山いる。

まずは習慣から改める、ということで、
久しぶりにコヴィー博士の「7つの習慣」を引っ張り出してきました。
「人格は繰り返す行動の総計である。」
「全ての行動は自分で選択できる。」
「大事を小事の犠牲にしてはならない。」
「小さなことを大切にする」

間違った考えや行動を修正すべく、
もう一度自分の基礎、自分自身の行動の原則を作り直しです。
やるもやらないも自分次第。

リストバンドを引っ張って、
「本物の家づくり」を一人でも多くの人知って、理解していただき、
同じ志をもった仲間とそれを実現するために、
日々の行動を積み重ねていかなければならない。

今日も一日、頑張りましょう。

2013年2月9日土曜日

ネジの緩みを巻き直して

昨日は東京で中国伝統風水の導入勉強会でした。
講師していただいた澤田先生に失礼な態度を取り
参加いだいた皆様を白けさせ、ご迷惑をおかけしました。
住まいネットの高木です。

聴く姿勢がなっていなかった。ごもっともな話です。

真剣に工務店のことを考えてお話くださっているにもかかわらず、
最後尾で知った顔して、周囲の話に反応したり、別の事をしたり。

その時、自分では時間を効率的に活用していた気になっていた。
馬鹿ですね。本当に馬鹿です。
話し手の気持ちは前職で痛いほど感じていたのに、
聴く姿勢すらできていなかった。

小学生でもできることができていない。
工務店の皆様の見本とならなければならない私がこの低堕落。
本当に情けない限りです。

どこかネジがん緩み、我を忘れ、慢心になっていました。
心改めて、ネジを巻き直し、善処します。
立場をわきまえ猛省します。

今、自分にできることを精一杯、
全力で毎秒毎秒真剣に。

2013年2月8日金曜日

ちゅうちょせずに、思いっきりやる!今すぐに!

昨日は名古屋で神田昌典さんのセミナーに参加してきました。
住まいネットの高木です。

セミナーのタイトルは「2013年に飛躍する人の条件」。
 一言で言ってしまえば、夢を叶えたい人のための自己啓発セミナー。
ですが、私の目的は自己啓発ではありませんでした。

神田さんと言えば、ダイレクトレスポンスマーケティングの第一人者で
ショッキングピンクの表紙の著書「あなたの会社が90日で儲かる」では
マーケティングにおいて感情を動かす、エモーショナル・マーケティングの手法を広めました。
今でもチラシやPOPなど多くの影響を与えています。

そして、著書「成功者の告白 」では
内容は私が見て体験してきた実在企業とも非常に被ることばかり。
仕事と家庭、成功と失敗には不思議な因果関係を小説仕立てで
本当の成功とは何かを教えてくれました。

そんな神田さんが「春夏秋冬理論」とういう周期理論を唱えています。
事業や製品のライフサイクル、成長カーブのように周期性をビジネスの考え方を、
星の動きによって世相全般を読み解く占星術と重ね合わせたもの。
考え方は九星と似ていて、同年生まれの人はみんな同じサイクルになります。

神田さん、本人が言うように、胡散臭い。
科学的根拠がない、信用できない、という人もいる。
そんな「春夏秋冬理論」を神田さんがどのように話すのか非常に興味があったのです。

 神田さんはこう話されました。
「私はMBAを取得した、どちらかというとロジカルな人間です。
多くのコンサルティングを経験してきた中で、
どうしても論理的に説明できない境遇に陥るのです。

しかし、人生を12年周期でまわる4つの季節に分類してあてはめることで、
多くの事例が説明がつくのです。
始めはこんな簡単に人生が説明つくわけないじゃん、って思いましたよ。
私はMBA取るくらいロジカルな人間ですから。
でも、今までその方法で色んなことを予測でき、実際にそうなってきたんです。」

う〜ん・・・私には使えない、神田さんだから言える説明の仕方でした・・・。
言い方だけでなく、言う人の問題が大きいですね。
権力者が言うと、それに影響される人が多いように。

さて、セミナーで2013年がどうなるか、そして飛躍する条件は何かというと、
「拝金主義の時代はもう終わった」。これからは「共感」「つながり」「絆」の時代である。

2013年は6月25日を境にして、流れが全く変わる。6月25日までは順風満帆。
とにかく漕ぎだした船を風に乗せていけば、前には進んでいくから。
新規事業や世の中でのPR活動など「広げる」をガンガンやると流れに乗りやすい。

一方、6月26日以降は突然、風が止まる。
それ以降はそれまでに集まってくださった方をコミュニティ活動等で大切に「育む」といい。
この切り替えが非常に重要だと。

あなたが本当にやりたいことは何か?それを追究する。
そして、ちゅうちょせずに、思いっきりやる!
今すぐに!

WHY WAIT?
待ってちゃダメ。今すぐ!

成功している人が言うことは共通していることが多いですね。
ということで、今日も、頑張っていきましょう。

2013年2月7日木曜日

すぐ取り組む人、取り組めない人

昨日、東京にて書店発売されました『医師が薦める本物の健康住宅』2013年春夏号
印刷ミスで多くの方にご迷惑をかけ、1週間遅れましたが、無事、発売されました。
住まいネットの高木です。
ちなみに、西日本・北海道などは、本日の発売日となります。

今回の騒ぎで工務店の取組スピードの違いがよくわかりました。
工務店購入分が先月25日金曜日に配布され、
印刷ミスに気づき回収指示が出たのがその翌日の土曜日。

その段階ですでに来店されたお客様やイベントで配布を実施していた工務店もあれば、
まだ、箱の開封すらされていない工務店もありました。

取り組み状況をヒアリングしたわけではありませんが、
その取り組みスピードの違いが、売れている工務店と
そうでない工務店の違いとなってはっきりでました。

また、先日の住まいネット全体会議で、配布されたものの
当日の進行状況の都合で説明することのなかった、「契約時説明チェックリスト」

すぐにデータでほしいと言ってくる工務店もあれば、
すでに、社内の勉強会で活用しているところや、ロープレで使用しているところなどもあります。

しかし、グループ内での使用は必須でないなら使わなくていいよね、と言ってくるところもあれば、
契約時に別の書面があるから使用しない工務店まで。

その書面をみれば、まるで契約書の約款の別紙のような、言質をとる確認書。
確かに内容も重複する項目もありますが、そうでない項目も。
お施主様のためというより、工務店の保身のための書類。

もちろん、こちらが説明していないので、意図が伝わっていないのは仕方ありませんが、、、

チェックシートはお客様の言質を取るという意味でなく、
理解いただけたことを営業とお客様との間で
一緒に確認していただくために作ったシートです。

お客さんだけでなく、営業サイドも確認することが大事だと思ってます。

契約締結時に、いきなりこのシートを使うというより、
契約前のコミュニケーションツールとして活用していただければと考えています。
その結果、最後にサインをいただけるようになっています。

いずれにしても、その取組スピードが売り上げを左右するのは間違いありません。
楽天の三木谷さんも著書「スピード!スピード!スピード!」の中で
スピードの重要性を説いています。

今日もスピードを意識して、頑張りましょう。

2013年2月6日水曜日

誰のために何のために存在しているのか

昨日は岐阜で澤田先生を交えて住まいネット会議。
わずか1時間ですが、非常に内容の濃い1時間でした。
住まいネットの高木です。

多くの議題の中で、今後の住まいネットのあり方について、話がありました。

澤田先生の本物の家づくりを広める活動の全面的サポートを目的として
設立して3年が経ち、現在4期目。その活動の場は澤田先生講演の「家づくりセミナー」です。
そして、一昨年の10月より、セミナーの主催をNPO法人ハウスドットコムへ移管しました。

これまでもNPO法人ハウスドットコムは広く市民に対し、
本物の建造物を見極めるための目や耳を養うため、
家づくりに関するセミナー等を開催し、人材の育成を行い、
健全な住宅文化の発展と一般消費者に勉強する場所を提供する活動をされていました。
その一環として、澤田先生の活動に共感していただき、「家づくりセミナー」の主催を引き受けていただきました。

セミナーの主催の移管後も
NPO法人ハウスドットコムへは、住まいネットより資金援助だけでなく、
人的資源の提供や展示品や配布物などの提供を行ってきました。
私も週の1/3程度はNPO法人ハウスドットコムとしての活動でした。

しかし、今なお、住まいネットには家づくりの一連の流れにおいて、
エンドユーザー様をサポートする「第三者機関」としての役割が残っています。
家づくり相談や資金計画サポート、土地探しやさらにはデザインプランの作成まで、
エンドユーザー様からは1円もいただくことなく実施してきました。

昨日の会議でこうした「第三者機関」としての役割を
NPO法人ハウスドットコムへ移管することとなりました。
今後エンドユーザー様へのサポートはすべてNPO法人ハウスドットコムで実施することなります。

そして、住まいネットはもう一つの役割に特化します。
それは全国の工務店への支援です。
「本物の家づくり」を提供するための工務店や技術者、職人を育てることです。
工法や技術のみならず、「1mmも嘘のない本物の家」を建てるために必要な「人間力」、
心の教育も実施しています。

といっても、私の仕事が大きく変わるわけではありません。
今まで通り、住まいネットの社員でありながら、NPO法人ハウスドットコムでの活動も続きます。
ただ、対外的にみると、住まいネットやNPO法人ハウスドットコムの役割が明確になります。
事業の対象と目的を明確にする。これはビジネスの基本です。

NPO法人ハウスドットコムは一般のエンドユーザー様に住宅業界の真実を知っていただくこと。
そして、「本物の家づくり」を希望される方には家づくりの相談サポートをするために存在する。

住まいネットは本物の家づくりに共感した同じ志を持つ工務店に
1軒でも多くの「神様が宿る家」を建てるためのサポートをするために存在する。

これは私が以前から主張していたことでもあるので、今回の決定は非常にうれしいです。

 これからも、もっともっと世の中が良くなるように、
一人でも多くのお客様に安心できる家づくりをしていただくために、
力の限りの努力をするのみです。

それでは、今日も頑張っていきましょう。

2013年2月5日火曜日

冬のさなかに春の気配を探り、夏の盛りに秋の到来を気取る

昨日は立春でした。
立春とは名のみの寒さがつづいておりますが・・・などと時候の挨拶を書いてみたものの
昨日も平年より暖かい3月から4月並みの陽気。文字通り春を感じる立春でしたね。
住まいネットの高木です。

今まであまり気にすることなかった「節分」や「立春」。
「節分」は豆まきをし、関西地方では恵方巻きを食べる日ぐらいの感覚でした。
「節分」や「立春」の意味すらわからず、40年間過ごしてきました。
恥ずかしい限りです。

昨年から中国伝統風水を習い始めて、ようやくその意味がわかりました。

西暦では1月1日が新年の始まりですが
旧暦では2月4日を新年の始まりと考えます。
つまり、一昨日の「節分」が年末で、「立春」が新年となります。

中国伝統風水では太陽太陰暦という旧暦を使用するので、
昨日の「立春」から2013年がスタートしたことになります。

また、この「立春」は「二十四節気」のひとつです。

日本では1873年、明治6年に西暦が採用されるまでは旧暦(太陰太陽暦)を使っていました。

しかし、旧暦は月の満ち欠けを基にしているため、
太陽の運行によって生じる季節とずれてきてしまう問題があり、
そこで正しい季節を知るために用いられたのが二十四節気。

二十四節気は1年を24分割し、約2週間ごとの季節の変化を示す暦。
旧暦時代には人々は二十四節気を見ながら農耕や日常生活を営んでいたそうです。

「冬のさなかに春の気配を探り、夏の盛りに秋の到来を気取る。」
俳人の長谷川櫂さんの二十四節気を表した言葉です。

季節の移り変わりを探り、感じることで、次の季節の準備をする。
常に先を見据えて準備する。
澤田先生がよく言われる、未来の想定と同じですね。

次に何が起こるか想定して動くのと、
何も考えずに動くのでは、おのずとその動きが変わります。

会社の事業計画も同様です。
未来を想定することでそれが現実となる。
想定もせずに上手くいったとしても、それは単なる偶然です。

とはいえ、未来が想定通りになるとは限りませんから
適宜、修正が必要です。

この2月は12月に年度が始まる住まいネットにとって第一四半期の締めの月。
再び、今を見て、先を見据えて、今やるべきことをしっかりやることが大切です。

今日は岐阜で澤田先生との会議です。
多くの気付きを得られる場です。

それでは、今日も一日頑張りましょう。

2013年2月4日月曜日

バイオマス発電

昨日の生体エネルギー体験会は25名もの参加で大変盛り上がりました。
住まいネットの高木です。

生体エネルギーが入ったコンクリートを住宅の基礎と見立てて
無垢の板を乗せたうえでの、レモンと醤油の味覚実験。
尾山さんの実体験を交えた生体エネルギーの話。
わかりやすく、ユーモアを交えた、独特の語りは、
参加者を惹き付け、みなさん、話に夢中。

お昼にはラジエントヒーターで作ったハンバーグを試食いただき午後の部へ。
風水の話や生体エネルギーを活用したオリベックスクリームの体験へと。

質問も沢山でて、予定時間1時間近くオーバーして終了。
終了後も質問が途絶えることもなく。
改めて、生体エネルギーのすごさを実感しました。

さて、その生体エネルギー技術を活用し、
今、グループで取り組んでいるのがバイオマス発電。

その取り組みが3月上旬に「報道ステーション」で取り上げられることになりました。

バイオマスエネルギーの例は全国には500か所近くあるのですが、
成功例がほとんどないのが現状です。

最大の懸案は発電効率。
通常ではガスへの効率がどうやっても最大65%。

しかし、開成の遠山さんが開発した
生体エネルギーを活用したバイオマスプラントでは、
なんと、92%という大変高い効率。

微生物の働きが活発になるからだそうです。

このバイオマス発電も生ごみなどの食物残渣などを発酵させ発電させるのですが、
嫌な臭気は一切しないそうです。これも生体エネルギーのなせる業。

そんな素晴らしい技術もテレビでは「生体エネルギー」という言葉は一切使われないとか。
悔しいですね。

一刻も早く、生体エネルギーが日の目を見て、
堂々と世の中に貢献できる日が来るといいと思っています。

そのためには根っこの技術の開示は避けられないと思います。
全ては開発された生体エネルギー研究所佐藤政ニ先生の一存次第なのですが。

世のため人のためになることですから。
是非ご英断されることを願ってます。
真のギブ&ギブの精神で。

では、今日も世のため人のために頑張りましょう。

2013年2月3日日曜日

生体エネルギー体験会

今日は名古屋での生体エネルギー体験会のお手伝いに行ってきます。
住まいネットの高木です。

生体エネルギーってちょっと怪しい響きです。
ですが、「神様の宿る家」には全棟この生体エネルギーが活用されています。
生体エネルギーを活用することで
健康に害のない健康住宅ではなく、
健康になる本物の健康住宅が実現できています。

生体エネルギーという言葉は昔から使われていたようで、
全ての存在が持っているエネルギーのことです。

全てのものは分子、さらには素粒子である、クォークや、レプトンにまで分解されます。
生体エネルギーとはそれらの分子や素粒子が動く運動エネルギー(分子振動)のことです。
人はそれを波動、電磁波、と言ったりします。私たちは情報と言います。
その情報が人にプラスの作用をもたらせます。

もともと生体エネルギーは農業で発見されました。
作物を同じ畑で作り続けると収穫量が減る、連作障害が起こります。
本来、作物が生り、やがて自然と土に帰るのですが、
人が収穫することで、本来、土に帰るエネルギーが戻らないことによって、
エネルギーの低い土壌になってしまうことが原因と考え、
土づくりから研究、工夫され、その連作障害を克服した技術です。

その生体エネルギー技術を住宅に活用することにより、
身の回りにあるものの酸化を遅らすことができます。

例えば、実際に生体エネルギーの水を混ぜたコンクリートの上に置いたレモンは
同時に切った影響の受けていないレモンと酸っぱさが異なります。
レモンの酸味は酸化によるものです。

例えば、調理用の食用油も生体エネルギーの影響を受けるものとそうでないものを比較すると
油の色が明らかに違います。
生体エネルギーの影響を受けたものの方が本来の油の色に近く、濁ってません。
そうでない油は酸化し茶色く濁っています。

つまり、生体エネルギーには酸化を防ぐ抗酸化の働きがあるのです。
嫌な臭いも、油汚れが付くのも酸化現象です。
ですから嫌な臭いがしない、油汚れでベト付きにくくなります。
抗酸化の働きがあるということは人間にとっても老化しにくいということです。

大阪府立大学での実験で、生体エネルギーの影響をうけた人のデータは
基礎代謝が高まり、
体脂肪率が下がり、
唾液中に含まれる免疫抗体イムノグロブリンA(s-IgA) の数値は高まり、
血液中の活性酸素量は減り、
血中抗酸化力 は高まり、
安静時心拍数、呼吸数はともに下がり、
大脳活性値は高まり、筋血流量は増え、
動体視力、眼球運動、瞬間視は高まり、
血液生化学検査 γGPTなどの肝機能の改善され、
総コレステロール、中性脂肪、血糖値はいずれも下がり、
善玉コレステロールは増え、悪玉コレステロールは減る、という結果に。

波動測定の基準値も全ての項目でプラスとなり、エネルギーは高く、人体に良いものであり、
マイナス項目がないので、人体に良くない状態を引き起こす、悪いエネルギーが一切ないことに。

エネルギーが高いことはもちろん素晴らしいことですが、
悪影響を及ぼすことが全くないことはもっと素晴らしいです。

 それを私たちは住宅に活用してます。
生体エネルギーを活用した「神様が宿る家」は住めば住むほど、
体が良くなる本物の健康住宅になるのです。

住宅以外でも、農業や食品加工、貴金属加工などあらゆる分野で使われています。
皆さんが一度は口にしたことがある、
老舗銘菓や大手食品メーカーのアイス工場などでも活用されています。
トップアスリートや大人気アーティストまで様々な人が活用しています。

こう書いてもわかりにくく、ご自身で体感いただくことが一番わかりやすいので
生体エネルギー体験会を全国各地で開催しています。

 今日の講師はこの方、きっと素敵な会になるでしょうね。
 どうぞ、宜しくお願いします。

それでは、今日も元気に頑張りましょう。

2013年2月2日土曜日

前工程と後工程と思いやり

最近時間が経つのがものすごく速いです。
先週セミナーを実施し、終わったと思ったのも束の間、
今日は家づくりセミナー岐阜へ行ってきます。
住まいネット高木です。

時間が経つのが早いと感じるのは、
仕事が充実しているからなのか、仕事に追われているからなのか、
どっちもな気がします。

さて、その仕事ですが、一人で完結できる仕事というのはほとんどありません。
社内であれ、社外であれ、多くの人が関わることで始めて成し遂げられるものばかりです。
建築はその最たるものです。

多くの人が関わる以上、必ず前工程か後工程、もしくはその両方があります。
最終工程であればその次はお客様になります。

しかしながら、後工程を意識した仕事に接することが少なく感じます。
いわゆる「残念な仕事」です。

たとえば、ただ山積みしてある印刷物、片付けされてない書類や備品、
意味の分からない指示、サーバ内に無作為につくられたフォルダ。

建築現場へ行けば、汚い現場や雑な仕事。
例えば、いい加減な養生の仕方、隙間だらけの外断熱材ネオポールの張り方。

最近のニュースではマクドナルドの60秒サービスで「雑になった商品提供」、
教職員の退職手当が引き下げられる前の「駆け込み退職」。

後工程を意識した仕事ができるようになるたった一つの要素は
後工程への「思いやり」だと思います。

自らのことしか考えずに、「自分さえよければいい」と思う心、
何のための仕事か考えずに、「与えられたことをこなしさえすればいい」と思う心。
そういった傲慢な心ではなく、利他の心でありたいものです。

自分もできていないことがあるのではと、自分への自戒を込めて。

本物の家づくり「神様が宿る家」をひとりでも多くの人に理解していただけるよう
今日も一日頑張ります。

2013年2月1日金曜日

職人にプライドを 2

小学校3年の時に半分壊して2階を増築した時が大工さんとの出会いでした。
住まいネットの高木です。

実家は旗竿地で重機も入らず、地元の大工さんが手作業で解体し、庭で材木を刻みながら
家を造っていく姿を覚えています。

小学校から一目散に帰ってくると、大工さんの仕事姿を飽きもせず眺めていました。
これが私にとって「家」、「建築物」に興味を抱くきっかけとなりました。
それから街のあらゆるところで、新しくできる建築物にワクワクし、
塀越しに眺めるようになります。

昔の大工さんは棟梁と呼ぶにふさわしく、弟子への指示、教育はもちろんですが、
設計から積算から、他の下職さんの段取りや手配、材料の発注など
すべての現場を仕切っていました。

しかし、今では積水ハウスや大和ハウスなどハウスメーカーが台頭し、
工場で加工した部材を組み立てる、いわゆるプレハブ住宅がほとんどです。
ゲンノウもカンナやノミもいらない。ただ部材を組み立てるだけ。
もはや、職人がすることではなく、作業員がすること。
魂込めた家づくりとは程遠くなっています。

仕事も分業が進み、設計は設計事務所が行ったり、
工務店が積算や現場を管理するようになることで、段取りや手配、材料の発注などを行うと
大工としての仕事は棟梁ではなく、木工事担当の下職人となってしまっている。

自ら考えるのではなく、ただ指示を待ち、その指示に従い、
完成した家の引き渡しに立ち会うこともなく、お施主様の喜ぶ顔を見ることもなく、
次の現場へと向かう職人たちに、その魂を見ることはほとんどない。

その結果、工業製品と化した無味乾燥とした家が立ち並び、職人魂は消えつつある。
経済的な合理性と効率を追求した結果の代償。

本物の家づくり、神様が宿る家は魂が入って初めて完成する。
それを入魂するのは他でもない大工を中心とした本物の職人である。

職人一人一人が、この家づくりに気概を持ち、職人として高い志を持つ
自分たちが携わった家を後世に誇れる仕事をしていただく。

その思いを共有し、より良くするため話し合いをし、自ら取り組む。
気概も志も誇りも与えられるものではない、自らの中に見出すもの。
協力業者会はそのための場の提供です。

それ以外にもお施主様との接点を増やすことで、実感してほしい。
素晴らし仕事をしていることを。多くの喜びを与えたことを。

今年も多くの業者会に参加し、そのサポートをしていきたい。
今日も思いを込めて、頑張りましょう。