2013年2月19日火曜日

自らが変わる

昨日は伊丹で業者会に参加してきました。
住まいネットの高木です。

昨日参加した協力業者会、こちらの工務店では一括外注から
分離発注へ切り替えをしていたこともあり、協力業者会の取り組みも実質2回目。

今回は住まいネットで作成した協力業者会向けのDVDを視聴。
現場パトロールの結果発表とそれを踏まえてのディスカッション。

パトロールもディスカッションも初めてということもあり
まだまだ固いです。

工務店の社員が加わりディスカッションのリードもするものの
協力業者の方々は遠慮があり、言いたいことの半分も言えていない状況。
その原因は現場管理の問題の多くが工務店サイドにあるからです。
だから、言えないのです。

工務店の段取りが悪いがゆえに、大量の材料が現場に納品され、
置き場の指定もなく、現場がはかどらなかったり、整理整頓ができない。
逆に、納品タイミングが遅いため、指示がないために現場が止まる、など。

それが、工務店側に伝わっただけでも、価値ある意見交換でした。
以前、協力業者会を開催のねらいは3つある、と書きました。

1.お施主様と工務店と協力業者の思いを共有するため
2.家づくりの品質向上のため
3.協力業者の主体性を高めるため

この1番ができて、始めて、2番3番目が実現できるのです。
そのためにも、工務店と協力業者との思いの共有は必要なのです。
現場を良くするのは職人だけではできません。
工務店、自らが良くするための努力をしなければ、けして良くなりません。

職人教育の前に自らが変わる。
まずはこれからです。

そのためにご参加いただいた職人及び協力業者の方へ
昨日は一点だけお願いをお伝えしました。
現場パトロールでも、ディスカッションでも遠慮せずに指摘すること、意見交換することを。

指摘をすることは誰かを傷つけることにはなりません。
できていないことの揚げ足取りでもありません。
つるし上げでもありません。
工務店批判でもありません。

すべてはお施主様のためです。いい家をつくるためです。

だから時には厳しい意見であっても、遠慮なく言える。
それがあるべき協力業者会です。

次回参加するときの業者会が楽しみです。
きっと、遠慮のない、お施主様のための現場パトロールになり、
ディスカッションになっていることでしょう。

今日は東京で勉強会です。
今日より明日が良くなるように、私自身も自らが変わる。
今日も頑張ってきます。

0 件のコメント:

コメントを投稿