2013年2月6日水曜日

誰のために何のために存在しているのか

昨日は岐阜で澤田先生を交えて住まいネット会議。
わずか1時間ですが、非常に内容の濃い1時間でした。
住まいネットの高木です。

多くの議題の中で、今後の住まいネットのあり方について、話がありました。

澤田先生の本物の家づくりを広める活動の全面的サポートを目的として
設立して3年が経ち、現在4期目。その活動の場は澤田先生講演の「家づくりセミナー」です。
そして、一昨年の10月より、セミナーの主催をNPO法人ハウスドットコムへ移管しました。

これまでもNPO法人ハウスドットコムは広く市民に対し、
本物の建造物を見極めるための目や耳を養うため、
家づくりに関するセミナー等を開催し、人材の育成を行い、
健全な住宅文化の発展と一般消費者に勉強する場所を提供する活動をされていました。
その一環として、澤田先生の活動に共感していただき、「家づくりセミナー」の主催を引き受けていただきました。

セミナーの主催の移管後も
NPO法人ハウスドットコムへは、住まいネットより資金援助だけでなく、
人的資源の提供や展示品や配布物などの提供を行ってきました。
私も週の1/3程度はNPO法人ハウスドットコムとしての活動でした。

しかし、今なお、住まいネットには家づくりの一連の流れにおいて、
エンドユーザー様をサポートする「第三者機関」としての役割が残っています。
家づくり相談や資金計画サポート、土地探しやさらにはデザインプランの作成まで、
エンドユーザー様からは1円もいただくことなく実施してきました。

昨日の会議でこうした「第三者機関」としての役割を
NPO法人ハウスドットコムへ移管することとなりました。
今後エンドユーザー様へのサポートはすべてNPO法人ハウスドットコムで実施することなります。

そして、住まいネットはもう一つの役割に特化します。
それは全国の工務店への支援です。
「本物の家づくり」を提供するための工務店や技術者、職人を育てることです。
工法や技術のみならず、「1mmも嘘のない本物の家」を建てるために必要な「人間力」、
心の教育も実施しています。

といっても、私の仕事が大きく変わるわけではありません。
今まで通り、住まいネットの社員でありながら、NPO法人ハウスドットコムでの活動も続きます。
ただ、対外的にみると、住まいネットやNPO法人ハウスドットコムの役割が明確になります。
事業の対象と目的を明確にする。これはビジネスの基本です。

NPO法人ハウスドットコムは一般のエンドユーザー様に住宅業界の真実を知っていただくこと。
そして、「本物の家づくり」を希望される方には家づくりの相談サポートをするために存在する。

住まいネットは本物の家づくりに共感した同じ志を持つ工務店に
1軒でも多くの「神様が宿る家」を建てるためのサポートをするために存在する。

これは私が以前から主張していたことでもあるので、今回の決定は非常にうれしいです。

 これからも、もっともっと世の中が良くなるように、
一人でも多くのお客様に安心できる家づくりをしていただくために、
力の限りの努力をするのみです。

それでは、今日も頑張っていきましょう。

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