2013年2月5日火曜日

冬のさなかに春の気配を探り、夏の盛りに秋の到来を気取る

昨日は立春でした。
立春とは名のみの寒さがつづいておりますが・・・などと時候の挨拶を書いてみたものの
昨日も平年より暖かい3月から4月並みの陽気。文字通り春を感じる立春でしたね。
住まいネットの高木です。

今まであまり気にすることなかった「節分」や「立春」。
「節分」は豆まきをし、関西地方では恵方巻きを食べる日ぐらいの感覚でした。
「節分」や「立春」の意味すらわからず、40年間過ごしてきました。
恥ずかしい限りです。

昨年から中国伝統風水を習い始めて、ようやくその意味がわかりました。

西暦では1月1日が新年の始まりですが
旧暦では2月4日を新年の始まりと考えます。
つまり、一昨日の「節分」が年末で、「立春」が新年となります。

中国伝統風水では太陽太陰暦という旧暦を使用するので、
昨日の「立春」から2013年がスタートしたことになります。

また、この「立春」は「二十四節気」のひとつです。

日本では1873年、明治6年に西暦が採用されるまでは旧暦(太陰太陽暦)を使っていました。

しかし、旧暦は月の満ち欠けを基にしているため、
太陽の運行によって生じる季節とずれてきてしまう問題があり、
そこで正しい季節を知るために用いられたのが二十四節気。

二十四節気は1年を24分割し、約2週間ごとの季節の変化を示す暦。
旧暦時代には人々は二十四節気を見ながら農耕や日常生活を営んでいたそうです。

「冬のさなかに春の気配を探り、夏の盛りに秋の到来を気取る。」
俳人の長谷川櫂さんの二十四節気を表した言葉です。

季節の移り変わりを探り、感じることで、次の季節の準備をする。
常に先を見据えて準備する。
澤田先生がよく言われる、未来の想定と同じですね。

次に何が起こるか想定して動くのと、
何も考えずに動くのでは、おのずとその動きが変わります。

会社の事業計画も同様です。
未来を想定することでそれが現実となる。
想定もせずに上手くいったとしても、それは単なる偶然です。

とはいえ、未来が想定通りになるとは限りませんから
適宜、修正が必要です。

この2月は12月に年度が始まる住まいネットにとって第一四半期の締めの月。
再び、今を見て、先を見据えて、今やるべきことをしっかりやることが大切です。

今日は岐阜で澤田先生との会議です。
多くの気付きを得られる場です。

それでは、今日も一日頑張りましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿