2013年1月11日金曜日

成果をあげられるかは、すべては時間の使い方で決まる

時間の使い方は前職でかなり改善したのですが、
しかし、油断すると、いつもギリギリにならないと、動かない。
ギリギリマンになってしまう、住まいネットの高木です。

小さい頃からそうでした。たとえば、冬休みの宿題。
始業式が迫ってきて、始めて「やばい、やらなっきゃ」って。
大人になっても、出勤や集合時間はいつもギリギリ。
意識を強く持たないと、そうなっていしまいます。

本日のタイトルは昨日、澤田先生がおっしゃたことです。
澤田先生との会議はいつもたくさんの気付きをいただけます。

「一日の時間」は、私たちが平等に与えられているものです。
誰しもが「24時間」しか持てないのです。
ドラッカー先生も「時間こそ真に普遍的な制約条件である」と言っています。

その与えられた時間のなかで、最大限の成果を出すことを考えれば、
当然ですが、「すべては時間の使い方で決まる」のです。

 あたりまえです。時は金なり。誰もが知っていることです。
しかし、多くの方がわかっているようで、できていないことの一つです。
私も含めてですが・・・

どうして、できないのでしょうか。

みなさん、パーキンソンの法則ってご存知ですか、
イギリスの歴史・政治学者であるパーキンソンさんの
著作『パーキンソンの法則:進歩の追求』で提唱された法則です。
第1法則:仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
第2法則:支出の額は、収入の額に達するまで膨張する
つまり、可能な限り膨らむのです。
たしかに、そうだよって思いませんか。
だから、油断するとギリギリマンになってしまうのです。

では、どうすればいいか。
私がドラッカー先生の書籍の中で一番好きな一冊。
「プロフェッショナルの条件」にこんな一節があります。

~~私の観察によれば、成果をあげる者は仕事からスタートしない。
時間からスタートする。計画からもスタートしない。
何に時間がとられているかを明らかにすることからスタートする。
すなわち、時間を記録し、管理し、まとめるという三つの段階が、
成果をあげるための時間管理の基本となる。~~

具体的にやるべきことは3つです。

まずは、自分の仕事を洗い出し、それぞれの仕事にかかっている時間を出します。
つぎに、やらない仕事を決め、やるべき仕事に締め切り時間を決めます。
そして、成果をあげるためにすべきことに、まとめた時間を使うのです。

ポイントは「次に」のステップです。
では、どんな仕事からやめたらいいか。

やめるべき代表的な3つの仕事は
1.目標達成、売上アップにつながらない仕事
2.お客様満足につながらない仕事
3.自分でやらなくてもいい仕事

そして、締め切り時間を決めるコツは次の予定入れることです。
打ち合わせを入れる、帰る時間を決めるなどです。

先に予定さえ入れてしまえば、その予定以外の時間で結果を出すことが前提になり、
その予定に間に合うよう逆算で仕事をこなすようになります。

一見不可能に思えるような時間的な制約を受けながら結果を出そうとすると、
その心理的な負担はかなり大きくなります。
しかし、その負担の中結果を出すということを何度も繰り返していくうち、
スピードと能力はどんどんあがっていくのです。

頭を使った効率化のための工夫とスピードを身につけることができれば
仕事の質は格段に向上します。
 同じ時間でこなせるキャパシティが広がります。

また、ゴールから発想する習慣が身につき、
仕事量や時間の流れを全体から意識できるようにもなります。

いいことばっかりですね。ぜひ今日からやってみてください。
それでは、今日も一日頑張りましょう。

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