2013年1月19日土曜日

うまくいっている会社とそうでない会社の違い

本日から滋賀県大津を皮切りに、今年の家づくりセミナーがスタートします。
私は明日、広島へ行きます。住まいネットの高木です。

今週末の会場はいずれも50組70名を超えるお申込み。
消費税の駆け込み需要的な要素もあるかとは思いますが
非常に集客は好調です。

事務所にいても、東京にはいつ行われるのか?、福岡では?盛岡では?と
多くのセミナー開催の問い合わせもいただいています。

最終的にどのような家を建てるにせよ、
今年も家づくりをお考えの一人でも多くの人に、
「住宅業界の真実」と「本物の家づくり」をお伝えしていくべく
今年も、毎週末さらには祝日も含め、約100回に渡り
全国各地にお伺いします。スケジュールはこちらでご確認ください。

さて、昨日のブログでご紹介した、
産業再生機構の元専務取締役COO、冨山和彦さんは
うまくいっている会社とそうでない会社の違いについても
著書『会社は頭から腐る』のなかでも述べていますが、その違いとはなんでしょうか。

~~うまくいっている会社とそうでない会社の違いは、戦略立案の優劣ではなく、
PDCAがよく回っている会社がよい戦略にたどりつく。
初期的な戦略施策の良し悪しよりなどよりも、この違いの方が、はるかに大きい~~

多くの企業再生案件を手掛けてきただけに説得力があります。

PDCAとは、品質管理などの業務管理を進める手法の一つです。
Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4 段階を繰り返すことによって、
業務を継続的に改善していくものです。
  1. Plan(計画):従来の実績や将来の予測などをもとにして計画を作成しまう
  2. Do(実施・実行):計画に沿って業務を行います。
  3. Check(確認・評価):業務の実施が計画に沿っているかどうかを確認する
  4. Act(処置・改善):実施が計画に沿っていない場合は原因を追究し、改善策を立案、実行します。
この4段階を順次行って1周したら、最後のActを次のPDCAにつなげ、
螺旋を描くように1周ごとにサイクルを向上させて、継続的に業務改善していきます。

このように書くと簡単そうですが、PDCAがきちんと回っている会社の方が圧倒的に少ないです。
今回、工務店の皆様に提出いただいた、お施主様一斉アンケートの結果に対する改善策を
見ていてもまったくと言っていいほど、この考え方がされていません。

PDCAをきちんと回す、といった当たり前のことを当たり前のように
できている会社とそうでない会社がそのまま、
うまくいっている会社とそうでない会社の違いになっているのです。

逆を言えば、どんなに戦略が優れていても、PDCAが回っていなければ成功しないのです。
当たり前のことを当たり前のようにすることの大切さ、改めて、読み直すことで痛感させられます。

PDCAが回らない原因と回すこつは
前職の専売特許的な要素もありますのでここでは書けませんが、
知りたい方にはお伝えします。

ちなみに、前職の会社が“本当にPDCAが回る”目標管理ツール「jogg(ジョグ)」 を
昨年12月よりサービス開始しました。

PDCAを継続させる仕組みが盛り込まれています。
無料お試しが可能ですので、課題に感じている会社では活用する価値大です。

それでは本物の家づくりを一人でも多くの方に広めるために、今日も一日頑張ります。

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