2013年1月16日水曜日

ならぬことはならぬものです

2013年が始まって、まだ2週間ですが、
非常にがっかりしている住まいネットの高木です。

何にがっかりしているのかというと、
今年始めての提出期限が守られませんでした。

全員が、新年、心新たに頑張っていると思っていただけに
大変ショックでした。

1月14日を期限として、お施主様一斉アンケートの結果に対する改善策、
ならびにコスト低減を図るために実行予算の提出をお願いしていました。

大半の工務店様はご提出いただきましたが、
一部の工務店様が残念ながら未提出です。

未提出の工務店の顔ぶれは、
お施主様一斉アンケートの顧客満足度の結果が悪く、真っ赤に染まったところばかり。

当然と言えば、当然の結果かもしれません。
約束を守れない工務店がお客様から満足をえることはありえない。

昨年12月の住まいネット全体会議で実名をあげて指摘したにも関わらず、この結果。
なんのための会議だったのでしょうか?

指摘は決して、したくてしているのではありません。
しかし、お施主様の立場に立ち、その工務店に良くなっていただきたいからこそ、
あえて、厳しい指摘をしているにもかかわらず、反省はその場限りなのでしょうか?
忘年会とともに忘れ去られてしまったのでしょうか?

ここ数回の住まいネット会議は厳しい会議が続いています。
きちんとできている優秀な工務店様から見れば、苦痛でしかないかもしれません。
できない工務店に合わせてルールができ、新たな負荷になる。

そんなことより、より建設的に前向きな会議にしたいのですが、
そうできないのが現状です。

やらないのであれば、自らグループから離れるべきです。
一事が万事です。
やらない工務店がいることで、グループ全体ができてないとみなされます。
事象は違えど、3か月前の東京での緊急会議できごとと同じことが繰り返されています。

注文住宅を手掛けるということは、
家が形になる以前に、お客様からの信頼を得て、請け負うことです。
請け負うとは住宅の完成を約束し、その完成に対する報酬を支払うことを約束することです。

約束が守れない人は注文住宅を手掛けてはならないのです。
顧客満足どころか、お客様に対する背信行為です。
やると言ってやらない、ヤルヤル詐欺でしかありません。

工務店を名乗るだけ迷惑です。そんな工務店はこの世に存在してはならない。
もはや存在していることが罪です。

グループを抜けるなどといった次元の話ではなく、
工務店をたたむことを推奨します。
家をつくることしかできないのであれば、建売にしてください。
まだ、その方が罪にならなくて済みます。

今年の大河ドラマ「八重の桜」の舞台は会津です。
第一話で登場した藩校で学ぶ6歳から9歳までの子供たちが唱える「什の掟」。
掟に背いた時には子供ながらに厳しい罰則があります。

その中でも一番重い処罰は「仲間はずれ」でした。
めったに加えられる罰ではありませんでしたが、一度「絶交」を言い渡された場合には、
集まりに来て、深くお詫びをし、仲間から許されなければ、
再び一員に入ることができませんでした。

これら「制裁」もすべて大人たちに言われてつくったものではなく、
子供たちが制約や強制を受けずに自分たち自身でつくり、
「会津武士の子はこうあるべきだ。」ということを互いに約束し、励み合ったといいます。

 素晴らしいですね。
我々もこうあるべきだと思いませんか。
それすらできない集団で住宅業界を変えることは到底無理です。

今月の住まいネット全体会議も厳しいものになりますが、
全員で切磋琢磨できる会議にしたいものです。
参加いただける方はご協力ください。

また、ご支持くださった皆様におかれましては、
恥ずかしい面を見せましたが、皆様から信頼を得られるよう
今後も精一杯の努力をしていきます。
今後ともどうぞ、宜しくお願いします。

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