昨日、関東地方は大雪でしたが、皆さん大丈夫でしょうか。
名古屋に来るまでは東京、神奈川で暮らしていた住まいネットの高木です。
東京都心は8センチの積雪でも大混乱です。
特に凍結した路面などには十分ご注意ください。
さて、昨日のブログで、
「ハードだけでなく、ソフトとして設計思想、コンセプトも思いを込めて伝えていく必要がある。
差別化しづらい部分ではあるが、共感を得ていただくことができる要素です。」と書きました。
差別化しづらいですが、差別化できないわけではありません。
今日は差別化について考えてみたいと思います。
マイケル・ポーターが「競争の戦略」で提唱した差別化戦略ですが、
差別化は製品特徴や技術だけでなく、ブランドや技術、接客、アフターサービス、
もちろん、設計など様々なところでできます。
住宅業界でも様々な差別化戦略がとられていますが、
多くは工法などの技術的なものです。
ハウスメーカーは他社との違いを出すために
○○工法などと言って、自社の独自性を出そうとします。
そうしなければ勝ち残っていけないからです。
ですから、ハウスメーカーの数だけ工法があると言っても過言ではありません。
しかし、お客様の立場になればこれだけ乱立した工法の中で
良し悪しを見極めるのは至難の業です。
その中にはエアーサイクル工法などお施主様にとって意味のない
メーカー側が自分たちの建材を売るための
悪しき違いでしかないものもあります。
これまで住宅業界が行ってきた差別化は
今までの家づくりにさらに何かを加えることで行ってきました。
たとえば、耐震等級などもその典型で、多くの金物を付け加えることで強度を計算しています。
この方も言っていますが、お客様にとって価値ある差別化しか意味をなさないのです。
お客様から見て違いが判らなければ、それは差別化ではないのです。
あれもこれも加える差別化から、余計なものを取り除き
本当にお客様が求めているものをしっかりと確実に提供する、
本質的な差別化をしていくことが大事になってきます。
その意味でも設計思想、コンセプトの確立は
量産し、モジュール化するハウスメーカーにはまねのできない、
それでいてそこに暮らすお施主様の幸せにつながる
本質的な差別化になりえるのです。
幸せな家族を増やすために、今日も一日頑張りましょう。
名古屋に来るまでは東京、神奈川で暮らしていた住まいネットの高木です。
東京都心は8センチの積雪でも大混乱です。
特に凍結した路面などには十分ご注意ください。
さて、昨日のブログで、
「ハードだけでなく、ソフトとして設計思想、コンセプトも思いを込めて伝えていく必要がある。
差別化しづらい部分ではあるが、共感を得ていただくことができる要素です。」と書きました。
差別化しづらいですが、差別化できないわけではありません。
今日は差別化について考えてみたいと思います。
マイケル・ポーターが「競争の戦略」で提唱した差別化戦略ですが、
差別化は製品特徴や技術だけでなく、ブランドや技術、接客、アフターサービス、
もちろん、設計など様々なところでできます。
住宅業界でも様々な差別化戦略がとられていますが、
多くは工法などの技術的なものです。
ハウスメーカーは他社との違いを出すために
○○工法などと言って、自社の独自性を出そうとします。
そうしなければ勝ち残っていけないからです。
ですから、ハウスメーカーの数だけ工法があると言っても過言ではありません。
しかし、お客様の立場になればこれだけ乱立した工法の中で
良し悪しを見極めるのは至難の業です。
その中にはエアーサイクル工法などお施主様にとって意味のない
メーカー側が自分たちの建材を売るための
悪しき違いでしかないものもあります。
これまで住宅業界が行ってきた差別化は
今までの家づくりにさらに何かを加えることで行ってきました。
たとえば、耐震等級などもその典型で、多くの金物を付け加えることで強度を計算しています。
しかし、耐震等級2(建築基準法の1.25倍の強度)で建てられた建物は
震度6程度の揺れをEディフェンスで起こしてでの実験の結果は、
耐震等級2の方が1階から崩れ、倒壊してしまいました。
震度6程度の揺れをEディフェンスで起こしてでの実験の結果は、
耐震等級2の方が1階から崩れ、倒壊してしまいました。
この方も言っていますが、お客様にとって価値ある差別化しか意味をなさないのです。
お客様から見て違いが判らなければ、それは差別化ではないのです。
あれもこれも加える差別化から、余計なものを取り除き
本当にお客様が求めているものをしっかりと確実に提供する、
本質的な差別化をしていくことが大事になってきます。
その意味でも設計思想、コンセプトの確立は
量産し、モジュール化するハウスメーカーにはまねのできない、
それでいてそこに暮らすお施主様の幸せにつながる
本質的な差別化になりえるのです。
幸せな家族を増やすために、今日も一日頑張りましょう。
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