2013年1月9日水曜日

健康管理は仕事の基本

本日は健康診断へ行ってきます。
住まいネットの高木です。

正直、健康診断はあてにならないものだと思っています。
私は過去に心臓の手術を受けています。

それまで、乳幼児健診や学校健康診断において
心臓の雑音や心電図の異常は発見されませんでした。

中学1年の時、鉄棒から落ち、地面に胸を打ち付け、
2、3日しても痛みが引かいないために、病院に行くとお医者さんは
「心音に雑音が聞こえるので、大学病院に行って精密検査を受けるように」と。

私が診察を受けたその日は、地元の病院に週に1回、
大学病院勤務の胸部外科の先生が診察する日でした。

精密検査を受けた結果、心臓の右心房と左心房を隔てる壁、
心房中隔に孔が開いていて、静脈血と動脈血が混ざり合っている状態だと。

医者は「この疾患は自覚症状がありません。先天性のものでしょう。
小さい物であれば、自然閉鎖も期待できるが、孔が大きいので、
このまま放置すれば、その血液を送り出すために右心負荷が掛かり続け、
心房細動による不整脈がおき、右心不全を起こす可能性が高いです。
20代で突然死に至ることも考えられるので、手術することをお薦めします。」

おかげで、現在も40歳なっても生きてます。
たまたま発見できたので、運が良かったと言えばそれまでですが、
それまで受けてきた健康診断はなんだったのでしょうか?という思いがぬぐえないのです。
はたして健康診断で、どれだけの医者が真剣に見ているのか正直疑問です。

それでも健康診断に行くのはなぜでしょうか?

それは受診することは法律で定められた義務だからです。

事業者は労働者に対し、健康診断を1年に1度受けさることは、
労働安全衛生法によって義務付けられています。
事業者が怠った場合50万円以下の罰金です。

年末に流れたニュースですが、
コンビニエンスストアー大手のローソンは2013年度から、
健康診断を受けない社員の賞与を15%減額する制度を導入するとのこと。
直属の上司の賞与も10%削減するようです。

「忙しいくて、それどころじゃないっ」という声も聞こえてきそうですが、
忙しい時だからこそ、体調を崩すことなく仕事ができるよう
経営者の皆様は自分自身の健康管理をするのは当然ですが、
社員の健康管理も経営者の務めです。

神様が宿る家を広めるために、今日も元気に、頑張りましょう。

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