2013年1月24日木曜日

気付きを改善行動につなげる場

あわただしく今日を迎えました。
住まいネットの高木です。

本日は住まいネット会議が行われます。
住まいネット会議は年4回実施しています。
北は北海道から南は鹿児島まで、全国の「神様が宿る家」を手掛ける工務店メンバー
120人ほどがここ名古屋に集まります。

そして、今回の会場は前職の支社があるビルの別棟の会議棟で開催されます。
これも何かの縁でしょうか。単なる偶然だとは思いますが。

さて、会議とは何をするところでしょうか?

会議の目的は、情報共有、問題提起、意見交換、
意思決定、問題解決など色々あると思います。

では、住まいネット会議とは何の目的で行われているのでしょうか。
投げ掛けておいて、なんですが、
実は誰にも目的やねらいについて聞いたことはありません。

始めのころは、全国の工務店が集まる情報共有の場であり、
澤田先生から指導をいただく場という解釈でした。

 始めの2回までは、まだまだこの環境に慣れず、サポート役だったこともあり
当事者意識も欠けた傍観者でした。単なる言い訳ですが。

しかし今は違う解釈をしています。
澤田先生から指導をいただく場はというのは変わりませんが、
単なる情報共有ではなく、気付きを改善行動につなげる場であるべきと考えています。

昨年6月の全体会議から会議の一部分のつたない進行役をさせていただいていますが、
その初回はさんさんたる結果でした。

「会議のための会議をするなっ」「時間つぶしならやめちゃえ!」

あのときも130人に近い仲間が集まる前で、澤田先生から容赦ない厳しい言葉をいただきました。

もちろん、そんなつもりはありませんが、考えが甘かったのは確かです。
皆さんが全国各地から時間を割き、お金をかけてこの会議の場に参加しているのに
それに見合うどころか、たいした気付きを得ることもなかったと思います。

今も澤田先生に厳しい言葉を言われるのは変わりませんが、
参加いただいた方にひとつでも気づきを得ていただき、
自社に帰って改善していただくための具体的な行動がわかる結論を
持って帰っていただくことを目標にしています。

それをすることで、より幸せな家族を増やすことにつながることだったり、
より、お施主様の満足度が高まることだったり、より現場の改善につながることなど、
プラスの会議になるようにと。

今回の議題のメインはこの2月から取り組みを始める
「お施主様立会いのサーモカメラによる全棟断熱効果測定」、「騒音計による全棟防音測定」、
「地盤、基礎、構造材などの全棟放射能測定」、「全棟全構造材のホウ酸塩処理」の
具体的な測定の実施方法についてです。

全ての現場において、お施主様が住む実物を測定し、見える化します。
お施主様の不安解消になり品質の向上にもつながります。
また、これまで以上に他社との差別化ができる強力な武器になります。

それと、全工務店の原価を全開示します。コストダウンのきっかけ、見直しに
お役立てていただければと思います。

そして、私から先月発表のしたお施主様一斉アンケートのその後について、
少しだけお話しします。

参加いただける皆様にとって有意義で実りある会議になるように、
今日も一日頑張ります。

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